底床

底床

目次

  • 概要
  • 総論
    • 砂利系
    • セラミック系
    • ソイル系
  • 各論
    • 砂利系
      • 大磯砂
      • 五色石
      • 富士砂
      • 川砂
    • セラミック系
      • 濾過一番サンド
    • ソイル系
      • 赤玉土

[aquarium]

概要

水槽の底に敷く砂礫や土。底砂。低床とかタイポされる。

単なる足場ではなく、バクテリアの住処として濾過に必要なもの。外部濾過装置を使わないボトルアクアでは唯一の濾過装置として必須。

基本的には砂利系、セラミック系、ソイル系に分けられる。

総論

砂利系

粒が細かいものは特に砂と言うが、要するに石。

長期安定に適し、壊れないため何度も使い回せる。

粒が大きめのものは比重が重いので掃除も楽。

セラミック系

土を焼成して固めたもの。要するに粒状の陶器。

立ち上がりが早く、多孔質なため濾過能力も高い。ある程度固いので、砂利ほどではないにしろかなり長期間使える。

軽いので掃除はしにくい。

ソイル系

土。焼き固めたものもあるが、セラミックほどは固くない。

柔らかいため根が張りやすく水質も弱酸性に傾けることから、水草の育成に最適。

しかし、一定期間使用すると崩れて泥化するので、定期的に取り替える必要がある。崩れやすいので立ち上げにも注意を要する。

やたら高価なものもある。

各論

砂利系

大磯砂

最もポピュラーな砂利。手に入りやすく価格も手頃。最近では「南国砂」「フィリピン砂」という名でも売られる。砂と名が付くだけあって基本的に細かい。

酸処理済みのものであればphに影響せず、長期安定に適している。比重が重いので掃除もしやすいし、崩れることがないので半永久的に使える。

色合いも暗めなため生体や水草の観賞を妨げない。

ただし、貝殻などが混じっているため、そのまま使うと水質がアルカリ性に傾く。これを防ぐためには塩酸又は食酢による酸処理が必要。

五色石

数色の色が付いた石。粒は大きめのものから特大サイズまで。金魚水槽に使われることが多い。

粒が大きいのでゴミが底床の下に沈みやすい。濾過機能はそこそこで、安定すれば長期的に使える。

特別短所があるわけではないが、逆に長所も無いため、見た目を鮮やかにする場合以外はあまり使われない。

また、若干アルカリ性に寄せるという噂もある。

富士砂

園芸に使われる溶岩石。真っ黒なため水景を引き立てる。

安く手に入るが、粒が揃っていない場合が多いのでふるいにかける必要がある。

水質への影響は少なく、多孔質なためバクテリア繁殖にも適している。そのため立ち上がりは早い。溶岩石である以上比重は軽めなので、水草は若干挿しにくい。根張りはよい。

色合いや濾過能力といった長所が多い一方で、角が立っているため魚を傷付ける恐れがあるとされており、隠れた人気にとどまっている。

川砂

いわゆる砂。産地にもよるがあまり水質には影響しない。

粒が細かいので掃除は難しいが、長く使える。

セラミック系

濾過一番サンド

若干アルカリ性に偏るものの、立ち上がりが早く、濾過能力も高い。丁寧に扱えばほとんど崩れないので、何度でも使える。

軽いので掃除はしにくく水草も挿しにくい。

また、色が明るい茶色であり主張が強いため、景観上の理由で敬遠する人が多い。

ソイル系

赤玉土

園芸用の土。安く大量に手に入るため、地味な人気を誇る。

焼成の質により崩れやすさがかなり違うが、いずれは崩れる。

水質を酸性に傾け、水草育成に強い。