VLC media player

VLC media player

VLC media player

概要

内蔵コーデックにより様々な動画・音楽ファイルを再生できるプレイヤー。

VLCという略称で呼ばれる。VLCはVideoLAN Clientの略。

長所

  • 内蔵コーデックにより単体で大抵のファイル形式に対応
  • 綺麗な再生速度変更
  • 静止画・音声キャプチャ

短所

  • 操作設定のカスタマイズ性がいまいち

その他

  • 海外製(日本語対応)

使用

使用感

内蔵コーデックにより単独で多種のファイルに対応しているということで、GOM Playerに近い位置づけのソフトになる。

実際、基本的な機能はGOMと同じであり、以下で述べるように、簡便さのGOMと質のVLCといった感じ。

GOM Playerとの比較

マイナス点

ショートカットキーを割り当てられる機能が少なく、マウス操作はほぼカスタマイズ不可、おまけにホイールアップで「送る」ホイールダウンで「戻る」になっているなど、操作性はGOMに大きく劣る。

また、GOMがサイズ変更時にディスプレイからはみ出ないようリサイズするのに対し、VLCはウィンドウがおもいっきり枠外に出ていく。再生についても、シーク時に若干もたつく。

プラス点

だが、それでもGOMより優れているのは、何と言っても倍速再生時の音声の質の高さだ。GOMは何やらブレているというか、拡声器を通したかのような音になってしまうが、VLCの場合は極めてクリアなまま。また、音量を普通に400%にまで上げられるのも嬉しい。

画質についてはGOMと大差があるとは言えないが、場合によってはGOMより綺麗に再生できる。

そして付け加えるなら、VLCの方が(レジストリ等の)環境を汚さない。

種類の違い

VLCには、以下の3種類が用意されている。

インストーラ版
インストーラを実行してインストールする。コンテキストメニューの設定やブラウザ用プラグインの導入などができる。
zip版(7z版)
任意の場所に解凍してそのまま利用可能。インストーラ版との違いは、コンテキストメニューの設定など、レジストリ関連の設定ウィザードが用意されていない点。
Portable版
前二者とはフォルダ構成などからして違う。作ったファイルを終了時に掃除していく機能が付いている。前二者より起動が遅い。

ざっと調べてみたところ、VLC自体の動作にはレジストリは使用されていない。インストーラ版は(アン)インストール情報や右クリックメニューの登録など、レジストリ関連の設定をやってくれるもので、zip版はその機能が無いもの。

レジストリを弄らないと言っても、設定ファイルは実行ファイルの場所と無関係にAppDataフォルダ(XP以前はApplication Dataフォルダ)に保存されるので、zip版をそのままUSBメモリから使ったりすると、設定ファイルがゴミとして残る。Portable版は、設定を同一フォルダ以下に保持しつつ、(何故かAppDataフォルダに)一時作成した設定ファイルも終了時に削除する機能が付いていると考えればいい。


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